応募対象の概要
授乳についての相談をLINEやメールフォームで送ると、ビデオ通話や電話で直接相談できる連絡先が紹介されます。妊娠中・授乳中の人なら「だれでも」「どこからでも」「いつでも」「無料で」相談できます。子育て支援で案外見落とされがちな「授乳」について、中でも「母乳の悩み」に焦点をあてて対応しているのが特徴です。
フェーズフリーな性質の概要およびアピールポイント
自信をもって母乳育児できるような温かな支援は日常の質を高め、非常時に命を支えます。平常時も非常時も同じ相談先・仕組みで相談でき、安心を届けます。母乳そのものも次のようにフェーズフリーです。
- 準備や荷物が不要でいつでも与えられる
- 衛生状態が悪い中でも赤ちゃんを感染症から守る免疫など、栄養以外も含み、肌と肌のふれあいで安心も与える
- 地域に母乳をあげている人が多いほど、非常時に乳児用ミルクが必要な人へ必要な量のミルクが行き渡りやすい。備蓄も少なくて済む
- ストレスなどで一時的に出てこないように感じることがあっても、いつも通りの授乳ができるようなサポートがあれば、また元のように出る仕組みになっている
今の日本で、母乳育児は、人によって、「満たされた」か「辛かった」か、経験が分かれるものとなっています。この差を分けているのは、個人の努力や体質ではなく、適切な情報と支援を得られたかどうかであることがわかっています。授乳が辛いものではなく楽なものとなると、赤ちゃんの子育て全体がぐっと楽になります。
非常事態でも、いつも通りの授乳ができて、赤ちゃんに栄養や安心をあげられると、お母さんや家族の安心となります。気持ちに耳を傾け、いつも通りの授乳が続けられるよう支援します。また、母乳育児が軌道に乗るよう日常時から支援を受けていることで、非常時も母乳を飲ませることができ、安心につながります。
